猫に合わせたキャットフードを選ぼう

カナダ産キャットフード

北米のキャットフードの本流はアメリカ産からカナダ産へ

今、カナダ産のキャットフードが注目を集めています。 長い間、北米ではアメリカ産のペットフードが高い評価を得ていました。

獣医師のアドバイスも取り入れ、栄養面など猫の健康面に気を配った製品を発売して、ペットフード業界をリードしていたのですが、2007年のメラミン混入事件で大きな打撃を受けました。 中国から輸入した原材料に、生物にとって有害なメラミンが混入していたため、このペットフードを食べた数千匹のペットが死亡してしまったのです。

皮肉にもアメリカ産のペットフードの世界シェアが高かったため、被害が大きくなってしまったのですが、この事故が契機となって、世界的に「原材料の管理体制」が見直されるようになりました。

多くのアメリカのメーカーが生産過程の大部分を外部に委託していたのに対し、カナダでは自社工場で生産している会社が多かったため、結果として厳しい品質管理が可能だったのです。

カナダのキャットフードは、どんな点が優れているの?

それでは、カナダのキャットフードの特徴をみていきましょう。

一番の特色はやはり、自社工場で生産している会社が多いということです。 家族経営のような小さい会社は勿論、「オリジン」「アカナ」という二つのブランドを展開するチャンピオンペットフーズ社でも、製造、検査、パッケージングから販売まで自社で一貫してペットフードを作っているのです。 勿論、原材料も安心、安全なものを厳選しています。

「可能な限りカナダ産の原料を使用する」というポリシーは、有害物質に汚染された畜農産物の輸入を禁じたカナダ農業・農産食品省の厳格な基準によるものです。

しかし、原材料の高い自給率が可能になったのは、綺麗な海や湖、山河など豊かな自然に恵まれたカナダの環境による部分が大きいでしょう。 自国で新鮮な魚や肉、野菜が調達できるのであれば、安全面に不安のある輸入材料を使う必要はありませんし、防腐剤や保存料に頼ることもないのですから。

また、カナダのメーカーは良質の「プレミアム・フード」を販売していることでも知られています。 日本でもよく売れているウェットタイプのキャットフードもカナダの製品です。

プレミアム・フードというのは文字通り特別なクオリティの製品であり、人間が食べても問題がない「ヒューマングレード」の基準で作られたものもあります。 欧米の有名なメーカーでも、未だに「4Dミート」という食用に適さない病死した家畜の肉や、内臓、骨、くちばしなどが混入されてるケースもありますが、カナダ産のプレミアム・フードは自国産の新鮮な材料だけを使い、骨などを丁寧に取り除いてから加工しています。

また、BHA、BHTのような人工的な添加物の代わりに、クエン酸やビタミンE、ローズマリーエキスを使用していますので、アレルギーのリスクも少なくなっています。

カナダ産のキャットフードの評価が高いのは、材料の選別から製造、パッケージングにいたるまで限りなく自社で行うという「完全生産品」が多いのが理由なのです。