猫に合わせたキャットフードを選ぼう

シャム猫用キャットフード

猫の種類に合った餌を選ぶ~シャム猫の場合

あなたの愛猫の種類は何ですか? そして、その猫種に合ったキャットフードを与えていますか? もし、あなたの愛猫がシャム猫なら、キャットフードの成分表を見て、「穀物使用の有無」、「食物繊維」、「塩分の量」、「たんぱく質の量」、「カロリー」、「オメガ脂肪酸」、「グルコサミン」、「コンドロイチン」などの項目をチェックしてください。

猫という動物は、それぞれの種類によって外見や習性が大きく異なります。 最適な飼育方法も猫によって違いますし、その中でも餌の選び方はとても大切です。

食欲も旺盛で、元気なシャム猫ですが、猫種に合わない餌を与え続けると、病気のリスクが高くなることもあるのです。 それでは、シャム猫の特徴や習性を勉強しながら、何故これらの成分チェックが必要なのかを検証してみましょう。

シャム猫の特徴

シャム猫はその名の通り、シャム(現在のタイ)では王宮でしか飼育が許されなかったという高貴な猫です。 シックな色合いでベルベットのように緻密で短い体毛は、どことなく気品を感じさせます。 筋肉質ですらりと長い四肢。長い尻尾に尖った耳に、逆三角形の精悍な顔つきが特徴です。 性格的には人懐っこく、活動的ですが寂しがり屋の一面もあります。

シャム猫の健康に良いキャットフード

どんな成分をチェックすればいい?

  • 塩分控えめ
    肝臓や腎臓病のリスクが高いシャム猫には塩分(リン、ナトリウム)が少ない餌を選んでください。
  • 穀物不使用(グレインフリー)
    慢性腸炎の多いシャム猫は、アレルギーに細心の注意が必要です。
    アレルギーの原因となる穀物が含まれていないかチェックしてください。
  • 高たんぱく・低カロリー
    筋肉質なシャム猫には、低カロリーで良質なたんぱく質が摂取できる餌が最適です。
    特に運動量が多い猫には、関節ケアに効果がある成分(グルコサミン、コンドロイチン)が含まれているフードも有効です。
  • オメガ脂肪酸
    オメガ3やオメガ6などの脂肪酸は、シャム猫特有の美しい被毛を保つだけでなく、腎臓病の予防効果もあります。

キャットフードの粒の形も気を付けよう

シャム猫は、他の猫に比べて食べるスピードが速いのが特徴です。 小さな粒の餌などは、噛まずに飲み込んでしまう事もあります。 そんな場合は、よく噛まないと飲み込めない大きめの粒のものを選んでみるのもいいでしょう。

シャム猫がかかりやすい病気・症状

シャム猫がかかりやすい病気や症状には色々ありますが、その中で食事によって予防や改善できる可能性があるものを紹介します。

  • 肝臓病
    元来、猫は肝臓病にかかりやすい動物ですが、シャム猫はそのリスクが2倍だとされています。
  • 慢性腸炎
    高齢の猫やシャム猫に多い病気です。腸管内の炎症により、下痢、嘔吐、口臭、多尿などの症状が起きます。
    原因は様々ですが、食物アレルギーもその一因となっています。
  • アミロイドーシス
    たんぱく質の異常で起こるアミロイドーシスは、特にアビシニアンやシャム系の猫に多い病気です。
    慢性腎不全や糖尿病などの病気を引き起こすこともある疾患です。
    このアミロイドーシスは、先天的な体質によるもの以外に、細菌感染や寄生虫が原因になるケースもありますので、注意が必要です。
    寄生虫の危険性がある生魚などを与えたり、食べ残したウェットフードを長い間放置したりすることがないようにしてください。
  • 早食いによる吐き戻し
    シャム猫の顔は逆三角形で、非常に餌を食べやすい形状になっています。
    そのため、ついガツガツと食べてしまい、食後すぐに吐き戻してしまうこともあります。
    ドライフードの形を変えても改善しない場合は、消化の良いウェットフードなどに変えてみるのも良いでしょう。

シャム猫は貴族のような美しい毛並みと、野生動物のような強い筋肉を持っています。 しかし、その外見に似合わず内臓病のリスクが比較的高い猫なのです。 いつまでも美しく、強く、そして健康でいられるように、細心のケアをしてあげてください。