ドッグフードと愛犬の健康

栄養不足による影響

身体機能の大幅な低下と性格の変貌

栄養不足になると、身体機能の大幅な低下が見られます。
もっとも注意すべきなのが、運動機能です。
犬の骨格や筋肉を形成しているのは、たんぱく質です。
ですので、たんぱく質が不足してしまうとこれらが十分に発達せず、それに伴い運動機能も低下してしまうのです。
運動機能が低下すると、犬の動きや反応も鈍くなってしまうためケガの危険性も高まります。
そして、栄養が不足しているということは食事量が十分でない場合もあります。
その場合は犬の凶暴性が増し、ちょっとした事で吼えたり、あるいは噛み癖も出てきます。
これらは自宅だけでもトラブルになりますが、外に連れ出すと他人に被害が及ぶという可能性も出てきますので非常に危険です。
ですので、フードの量が極端に足りないという状況に陥らないように注意すべきといえます。

慢性的な貧血

また、栄養不足は慢性的な貧血の原因になります。
犬の貧血も人間と同じく、「ふらつき」や「気を失う」といった症状が見られます。
これも大変危険です。
例えば散歩中に気絶してしまった場合、ちょっとした段差や障害物に頭をぶつけてしまっただけで命を失うということが考えられます。
気を失うということは、究極の無防備な状態ですのでちょっとした事故でも危険性は大きいのです。
更に外で飼われている場合は、もし日向で気を失ってしまうと熱中症になり命を落とす危険性もあります。
日陰であっても危険で、例えばカラスによる被害が現在深刻化しています。
カラスの攻撃により怪我を負い、死んでしまったという被害が出ているほどです。
ですので、もし屋外で貧血により気を失ってしまうと、カラスの格好の的になってしまいます。
ですので、屋外犬として飼われているという場合は栄養不足には十分注意を払い、慢性的な貧血にならないように努めなければなりません。

毛並みの悪化と内蔵への影響

また、栄養が不足すると毛並みが極端に悪くなります。
筋肉や骨格はたんぱく質によって形成される旨は先述の通りですが、体毛も同様に、たんぱく質によって形成されています。
ですので不足すると体毛が上手く修復されないため、毛が痛んでしまうというわけです。
しかし、毛並みの悪化は単に毛が痛んでいるだけではない場合もあります。
犬の内臓は、たんぱく質を吸収するのに特化しています。
ですが、もし栄養不足に陥ってしまった場合はその機能も低下し、その結果内臓自身が持つ消化機能によって内臓が損傷してしまうこともあります。
それが内臓の炎症につながり、それが体毛にも現れるわけです。
このように、栄養不足によって出てくる体毛への影響は、単に毛が痛む程度の物と、深刻な内臓疾患の可能性があるので注意して見るべきなのです。

手作りドッグフードで栄養バランスを考える

栄養が不足している犬に、いきなりハードなドッグフードを与えるのは危険です。
何故かといいますと、消化機能が上手く働いていないため消化不良を起こしてしまう可能性があるからです。
ですので、やわらかく煮炊きした手作りドッグフードを与えると良いでしょう。
ササミや鶏ムネ肉のような高たんぱくな肉を細かく刻み、それを食物繊維の多いキャベツなどと煮込んであげます。
その際、水は多めにして粥状になるまで煮込むとやわらかくなり、胃の負担も軽いのでオススメです。

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